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      <title>DVD 「MANOR HOUSE マナーハウス 英國発 貴族とメイドの90日」公式サイト</title>
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      <description>DVD 「MANOR HOUSE マナーハウス 英國発 貴族とメイドの90日」公式サイト</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2009</copyright>
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            <item>
         <title>キャンペーン終了のお知らせ</title>
         <description><![CDATA[ホームページご来訪、ありがとうございます。

春のキャンペーン、3月31日を以てぶじ終了いたしました！
スタッフの予想以上にたくさんお申し込みいただくことが出来ました。キャンペーン時にお寄せいただいたメッセージの数々に「やっぱり階上階下の人々って最高ですよね！」「イギリスって素晴らしいですよね！」と同感、感動しきりでした。

色あせない人気にスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました！

抽選の結果は<strong>4月中旬</strong>に発表を予定しております。
推薦コメントも現在集計中です。抽選発表の際にこちらもご紹介させていただければと思います。
いずれもホームページ上で発表いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。


さて、スペシャルＢＯＸですが、今回のキャンペーン時に若干増産いたしまして、僅少ですが在庫が…ございます。オンラインフォームでのお申し込みは予定通り終了とさせていただきますが、<strong>ＦＡＸでのご注文は継続して承ります。</strong>
在庫が無くなり次第、終了となります。在庫の状況はお知らせできる範囲で、こちらに掲載しようと考えておりますので、気になる方はチェックしてみてくださいませ。

また、一般流通版はamazon.jpなどオンラインショップ、全国ビデオ店にて絶賛！発売中でございます。
今後ともマナーハウスをよろしくお願いいたします！]]></description>
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         <pubDate>Wed, 01 Apr 2009 23:34:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「MANOR HOUSE」一般流通版、11月9日ついに登場！</title>
         <description><![CDATA[<center><img alt="newbox.gif" src="http://www.manorhouse.jp/images/newbox.gif" width="450" height="368" />

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         <link>http://www.manorhouse.jp/cat6/manor_house119.html</link>
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         <pubDate>Mon, 01 Oct 2007 14:25:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>MANOR HOUSE 英國発 貴族とメイドの90日</title>
         <description><![CDATA[<center><img alt="shot-022.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/news/shot-022.jpg" width="400" height="250" /></center>


<strong><center>百年前の英國へ！
イギリス発 傑作ドキュメンタリー、待望の日本版発売！</strong></center>

8000人の応募者から選ばれし20人の老若男女。彼らはスコットランド郊外の華やかなる貴族の館（マナーハウス）を舞台に、身分、衣食住の一切を100年前のエドワード朝時代の中で過ごすことに。与えられた日数は90日。すべての環境を100年前に戻すことで、人は心すらも時間を越えられるのだろうか？

<strong><center>イギリスを、歴史を、執事やメイドを
愛するすべての人に。</strong></center>

特典映像（DVD Disc2枚分）＋100ページ解説本「エドワード朝生活の手引き」の二大特典つきスペシャルＢＯＸは、当ホームページ限定販売商品です！この機会に是非、お求めくださいませ！

<center><h4><a href="http://www.manorhouse.jp/corner02.html">→ご注文はこちらから</a>
</h4></center>

<div class="entry-content-box"><img src="../images/news/dvdbox.jpg" width="450" height="220" alt="スペシャルＢＯＸ">
<div class="castprofile_pic"><h4>価格：１６，８００円（税込） 送料無料</h4><br /><strong>【商品仕様】　DVD ５枚組ボックス（本編3枚＋特典2枚）<br>映像特典「マナーハウスガイド」<br>冊子特典「エドワード朝生活の手引き」</strong>
<span class="girlchu">2002年製作 / 英国リアリティショー / 本編約294分＋特典144分 /
Licensed by Channel Four International Limited through Tuttle-Mori Agency. Inc;
発売・販売元:　株式会社プレシディオ
PRND-1001　音声：英語 / 2.0chサラウンド/　字幕：日本語</span></div></div>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat6/manor_house_90.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat6/manor_house_90.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ＮＥＷＳ</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 26 Jul 2007 17:33:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>知識の本棚から 第４回　岩田託子先生　「ねえや」</title>
         <description><![CDATA[<h4>ねえや、ばあやの世界は・・・</h4>

　小学生の息子が「赤とんぼ」を気持ちよさそうに鼻歌で歌っていた。念のため「ねえやってなに？」とつっこんだ。「おねえさん」えっ？「先生がそう云っていたよ。」音楽の先生は、なるほどお若い方だ・・・。ねえや、ばあやの世界は若い世代には昔話となってしまったようだ。だいたい「十五で嫁にゆき」は理解不能というか、今では法律上成り立たない。三木露風先生が予想もしなかった時代が到来したようだ。それはしかたがない。世の中変わっていくのだから。

　昭和30年代生まれの友人で「ねえや」に育てられたという人がいる。両親が働いていて忙しく、母親の郷里から伝手でやってきたのだという。このくらいまでが「ねえや」を知っている世代かもしれない。
　くだんの息子は時々メイド・カフェのマネをする。例の「お帰りなさい、ご主人さま」というあれだ。学校で誰かがやって、うけたのだろう。ところが当人はメイドってなにをするのか知りはしない。カフェのウェイトレスではないのだよ。

　なにごとも、知らないよりは知っているほうがいい。
　というわけで、さて、「マナーハウス」を観るとしよう。

　イギリスでも、メイドをはじめ召使の世界は遠くになったようだ。19世紀には召使を一人はおいていないと、中流とみなされなかったという。そうすると中流でいたい、中流と見なされたい家では、衣食住の雑用すべてをこなすメイドを一人おくのが普通だった。20世紀に入り、家庭においても機械化が加速し家事労働が軽減されたこと、工業化の促進で工場に人的資源が流れたこと、戦争にとられた男に代わり女が生産現場にまわったこと、などの事情があり、家事奉公に従事する者が減った。
　その変化の少し前、20世紀初頭エドワード朝の田園の貴族のお屋敷という、うっすらとイメージはあるが実態は把握していない世界を3ヶ月にわたって体験し、それを「壁のハエ」よろしくテレビカメラで観察したリアリティー番組となると興味しんしんである。


<h4>階上と階下</h4>

　お屋敷での生活は文字どおり上階でのご主人さまご一家と下階の召使世界にわかれる。台所も洗濯場も階下にある。ロバート・アルトマン監督「ゴスフォード・パーク」（2001）もお屋敷におけるふたつの世界とその交錯を描いていた。（余談だが、このパークは公園ではなく、まさしく田園のお屋敷をその広大な庭もふくめていう云い方である。）

　召使は男女で仕事の系統が異なる。男は執事を筆頭に下男たち。女は全体を統括する女中頭や女主人の部屋つきメイドなど上層部から、一番きつく汚い仕事をする雑役婦まで、位階がある。

「マナーハウス」には、標準装備ではない特別仕様がいくつかある。当家には男の子が二人いるので、女家庭教師ガヴァネスではなく男性チューターがいること。幼児はいないので乳母ナニーがいないこと。コックは普通は女性であるがフランス人シェフが雇われており、なみなみならぬ経済力をにおわせている。晩餐会は財力を誇示する絶好の機会であるが、桂冠詩人アンドリュー・モーションまで招かれており、詩を捧げている。一見に値する。

　楽屋落ちのまことしやかな話もいろいろ伝わってくる。番組制作にあたって出演者を募集したところ8000人の志願者があったが、階下の召使役のほうに人気があって、階上志望は一割にも満たなかったという。よほどご主人さまの生活は敬遠されていたというべきか。配役が決まりいざ生活が始まると、一番きつく汚い仕事をする雑役婦がたった二日で辞めた。食べることをはじめ身の回りのことを母親にやってもらっていたという18歳の現代娘にとって、電気掃除機も給湯器もない環境で、この仕事はとうていできなかったらしい。

　見どころは、坊ちゃんの先生でありながら上の人ではなく、また下の召使とは一線を引かれる家庭教師特有のジレンマ。エドワード朝のレシピを試す意欲にもえるシェフと、そんなこってりした料理を好まないご主人さまとの葛藤。執事は召使たちを束ねる難しさに加え、ご主人さまの胸中を察し心労が絶えない。母親が９歳の男の子が閉ざされた環境で暮らすことを憂うる様子が痛切なくらい親身で、ついこちらも感情移入したが、それはまさしく実の母親だからだ。ご主人さまご一家は家族で３ヶ月ここに移住した。ここでの暮らしは家族で支えあわないと現代人には生き抜けない状況であろうと察せられる。


<h4>見のがせないディテール</h4>

　イングランドとスコットランドの国境近くの109部屋のマナーハウスが舞台であるだけに、さりげないディテールも要注意である。

　このお屋敷は階段手摺が銀製であることで有名だそうだ。磨くには、三人がかりで三日かかるという。
跡継ぎの長男はミスター、次男坊はマスターと呼ばれる。この場合のマスターは、ご主人さまではなく、「お坊ちゃま」。長男のほうはもう成人近いのでマスターとは呼ばれていない。

　使われていない暖炉には、花や草が美しく飾られている。がらんとした空間に耐えられなかった19世紀ヴィクトリア朝時代から、使われていない暖炉の隠し方や飾り方の指南は枚挙にいとまがない。その実地例を見ることができる。

　召使の心得として、ご主人さまご一家と廊下などですれちがう際に、直面することを避けて壁を向いたそうだ。これが居心地悪く屈辱的であったらしい。「ゴスフフォード・パーク」の召使たちは、こんなことしてましたっけ？では「マナーハウス」では？

　是非、お探しください。


<table class="profile"><tr><td colspan="2" class="profile_name">

PROFILE：岩田託子（いわた・よりこ）</td></tr><tr><td class="profile_txt">

現在中京大学国際英語学部教授。イギリス文化・英語圏文学。

最近かかわった出版物としては『英語文学事典』（ミネルヴァ書房）、『ヨーロッパ読本　イギリス』（河出書房）。今読んでいる本は大好きなジェラルド・ダレルの伝記。ずーっと愛しているのは、イギリスで300年以上の伝統をもつ人形芝居パンチ（パンチ＆ジュディ世界の友の会日本支部長です）。ずいぶんはまって研究し続けたのは「駆け落ち婚」（『イギリス式結婚狂騒曲』中公新書参照）。ひと昔前の家庭文化にこだわる（『英国レディになる方法』河出書房参照）。

実生活では奥様にはほど遠く、少年二名と中年男子一名の賄い婦兼洗濯婦が実状。（掃除は苦手につき、この三名がしています。）
</td></td></tr></table>
]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_27.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_27.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">知識の本棚から</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 11 Jun 2007 11:30:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>番外編村上リコ×森薫　対談　* 後編 *</title>
         <description><![CDATA[<h4>お気に入りの部屋</h4>

<strong>村上</strong>　好きな部屋はどれですか？　階上と階下でひとつずつあげるとすると……。

<strong>森</strong>　　使用人区画だと、やっぱりメイド部屋ですね。私にとっての付加価値が。あと、フットマンの部屋もよかったです。階上の、家族の部屋だとどこかな～。

<center><img alt="18MH1_173.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/18MH1_173.jpg" width="200" height="150" /></center>

<center><img alt="19MH1_190.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/19MH1_190.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>　私は図書室かな～。そんなに重々しい、歴史のある感じじゃないですよね。電気でつくライトがあって、隠し扉があって、トリッキーな雰囲気。

<center><img alt="20.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/20.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　階上で好きなのは勉強部屋かなあ。ちょっと小さめですよね。

<strong>村上</strong>　こぢんまりして、ごちゃごちゃしてますね。

<center><img alt="21MH1_414.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/21MH1_414.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　窓に向かった机があって、壁に地図やら何やら色々掛かってるのがいいですね。派手な部屋も好きだけど。リコさんは、そういう部屋はどうですか？

<strong>村上</strong>　大きくカーブした出窓がある居間（モーニングルーム）なんかを見ると「うわー、ゴージャスだなあ」って思いますね。日本の家とはパーツがだいぶ違うなって感じます。

<center><img alt="22MH1_037.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/22MH1_037.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　選ぶの難しいですよね～。奥様の着替え部屋（ドレッシングルーム）もいいし。

<strong>村上</strong>　使用人区画では、廊下が好きです。片方の端には、たぶん外に出られる大きいドアがあって、反対側の端にはホールボーイのケンが寝てる（笑）。それで左右の壁にこうドアが、うわーっといっぱい並んでて、シェフも出てくるし、バトラーも走って出てきて電話を取ってとか、なんでもここで起こってるっていう感じがすごく好き。使用人呼び出しベルもあるしね？

<center><img alt="23MH1_406.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/23MH1_406.jpg" width="200" height="150" /></center>

<center><img alt="24MH4_040.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/24MH4_040.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　ベルもあるしね！ベルはいいよね！これは、昔からここにあったのかな？

<center><img alt="25MH2_077.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/25MH2_077.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>　あったんじゃないかと。以前、訪問したお屋敷の「ハーウッドハウス」でも、「アップパーク」でも、廊下にベルが並んでましたよ。

<strong>森</strong>　　壁にベルがあるところのすぐ奥は使用人ホール？

<strong>村上</strong>　そう、使用人ホールがあって、その隣には銀器磨き用の作業室ですね。

<center><img alt="26footman.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/26footman.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　使用人区画では、バルコニーに出られる部屋も好きですね。

<strong>村上</strong>　屋根裏の、レディーズメイド部屋ですね。

<center><img alt="27MH5_168.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/27MH5_168.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>　　そう、レディーズメイドがミシンをかけていた、あそこはいい部屋だったな～。布があふれていてメゾンのアトリエのような。斜めになった天井から光が射し込んでて。

<strong>村上</strong>　天井が斜めになってるのが好きなんですか？

<strong>森</strong>　　好きなんです。実家もそうだったから。

<strong>村上</strong>　森さんの実家は屋根裏なんですか？

<strong>森</strong>　　屋根裏じゃないんだけど（笑）、建築基準法の北側斜線の問題ではみ出しちゃいけないところをぶった切ったから、部屋の一部分が斜めになってるんです。

<strong>村上</strong>　じゃあ、幼いころの記憶でそういう構造が好きなんでしょうか。

<strong>森</strong>　　うーん、なんだろう。視覚的に？　空間構造的にも好きだし、真四角より斜めが入った構図のほうが、ちょっと不思議な感じがしていいと思うんですよね。でも、確かに屋根裏のイメージがあるかも。

<strong>村上</strong>　屋根裏のイメージが好きなのには、何か原点が？

<strong>森</strong>　　うーん。これ、っていうのをあげるのは難しいですね。いろいろなものが積み重なって、たまってきて、総合的に好きだから（笑）。壁ともいえるし天井ともいえる、部屋ともいえるし構造の余り分ともいえる、そういう曖昧な空間。昔のお話でも何かが始まったり終わったり見つけたり無くしたりするのはいつも屋根裏で。日本の蔵にも通じるかも。でもヨーロッパの時代的な雰囲気が好きな人は、みんな屋根裏にあこがれますよね？

（※マンダーストンの各階の構造などは特典冊子記事で紹介しています）

<br>
<br>

<h4>『MANOR HOUSE』を勧めたい人</h4>

<strong>村上</strong>　では最後に。このDVDはどんな人が見るといいと思いますか？

<strong>森</strong>　　単純に時代ものが好きだっていう人はもちろんですけど、何かちょっと勉強してる人が見るともっと面白いかも。歴史、イギリスの生活文化に興味がある人とか、文化人類学をやっている学生さんとかは見るといいのでは。

<center><img alt="28MH4_019.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/28MH4_019.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>　少し知識がある人ですか？

<strong>森</strong>　　うん。

<strong>村上</strong>　いろいろわかると、余計楽しいですよね。

<strong>森</strong>　　でも、とにかく一杯メイドが見たいっていう人は、普通に見れば良いと思います。私のように。

<strong>村上</strong>　普通に（笑）。

<strong>森</strong>　　あと、執事が好きな人にもおすすめです。エドガーは「ザ・執事」って感じだから。きっとこれで「執事のイメージ」が固定されちゃうと思う。みんながぼんやりと思い描いていたようなイメージの具現がここにあるよ！　っていう感じ。

<center><img alt="29MH4_154.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/29MH4_154.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>　妄想の中になんとなくぼんやりとしか存在しなかったものが、ホントに出てくるからびっくりしますよね。

<strong>森</strong>　　それと漫画家で、歴史ものとかメイドものを描きたい人は「とりあえず一回見とけ！得にはなっても損にはならないから！」って感じですね。

<strong>村上</strong>　ぜひ描いてほしいですね。

<strong>森</strong>　　これだけメイドが流行ってるんだから、もっとメイドマンガが増えてもいい気がするんだけど……。

<strong>村上</strong>　という森さんの要望でした（笑）。

<center><img alt="mori&murakami.gif" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/mori&murakami.gif" width="400" height="300" /></center>


<img alt="line_left.gif" src="http://www.manorhouse.jp/images/line_left.gif" width="456" height="15" />

<strong>お二人の英國への愛と愛と愛（笑）に満ちた対談、いかがでしたでしょうか？お二人の更に突っ走ったトークは、「MANOR HOUSE　英國発 貴族とメイドの90日」スペシャルＢＯＸ特典冊子「エドワード朝生活の手引き」に収録されています。村上さんが執筆・監修を、そして森先生入魂の描き下ろしつきの豪華冊子ですので、是非、この機会にお求めくださいませ！

森先生、村上さん、ありがとうございました！</strong>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_33.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">エドワーディアンガイド</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 01 Jun 2007 11:35:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>知識の本棚から　第3回 松村昌家 先生　マナー・ハウスの生活風景 ―時代の転換期を再現―</title>
         <description><![CDATA[<h4>■ マナー・ハウスとカントリー・ハウス</h4>
　最初にマナー・ハウスとカントリー・ハウスとはどう違うのかについて、簡単に説明しておこう。
　カントリー・ハウスといえば、まずは広い田園景観をそなえた貴族の大邸宅であるのに対し、マナー・ハウスは大地主の本拠地、あるいはジェントリの屋敷ということになろう。
「マナー｣はもともとも中世の荘園、あるいは荘園内の領主の屋敷を意味する語である。したがって、イギリス革命期（1688－89）から貴族やジェントリ階級の勢力の象徴として脚光をあびるようになったカントリー・ハウスよりも、歴史的に古いということになる。
　しかし、マナー・ハウスが貴族のカントリー・ハウスに変身したり、ジェントリ（特に準男爵）が、田園に貴族同様の屋敷を構えることも珍しくなかった。では本作品の舞台となったマンダーストンは、どのような屋敷であったのか。

<h4>■ マンダーストン.</h4>
本作品の原題はThe Edwardian Country Houseであったし、冒頭部分にもそのようなナレーターの声が入るが、F.H.グルーム編『新版スコットランド地名辞典』第5巻（1894-95）によって、マンダーストンを再確認しておこう。
マンダーストンはスコットランド南部、イングランドとの境界近くの「ベリックシャー,ダン教区にある美しい近代風の大邸宅（マンション）」で、「1874以降第二代準男爵サー・ジェイムズ・パーシー・ミラーが当主となった」。そしてサー・ジェイムズは、1892年に100エーカーを超える広大な隣接地を買いとって、映像に見るような、見事なカントリー・ハウスの景観をつくりあげたのである。
つまりマンダーストンはヴィクトリア末期、エドワード朝に近い頃にカントリー・ハウスの様相を整えたマナー・ハウスであり、本作品におけるサー・ジョン・オリフ＝クーパーは、サー・ジェイムズの役を演じている、ということになるのである。

<h4>■ ＜サー＞の称号について.</h4>
＜サー＞は準男爵またはナイト爵の称号であって、貴族を意味するものではない。
　歴史的にいうと、準男爵位（baronetcy）は、1611年にジェイムズ一世が、アイルランドの植民政策を進めるための資金調達の手段として創造された制度である。世襲制の位階である点では貴族に近いが、平民であることに変わりはない。呼びかけの敬称としての“Sir”と“Lord”（卿）とは、はっきり区別されねばならないのである。
　ただし、夫人に話す呼びかけの敬称は、いずれの場合も“Lady”で共通している。
バトラー（執事）.
『マナー・ハウス』の「ダウンステアズ」（使用人）の世界で、「ハイエラーキ」（上下関係）という言葉が頻繁に使われているのに、ご注意いただきたい。それほど屋敷における使用人たちは、上下関係のしきたりによって統轄されているのである。
　使用人集団のハイエラーキの頂上がバトラーなのだが、バトラーにとって不可欠なのは威厳である。
　映像にもよくあらわれているように、バトラーは往々にして尊大ともいえる態度を保ち、食事の席でも厳然たる威厳をそなえ、主人や客にワインを注いだり、特別の料理を出す以外のことは、いっさいしない。そして客が訪ねてきたときにはその人物の地位や身分を嗅ぎわける直感が必要となる。
　本業を建築コンサルタントとするエドガーのバトラーぶりは見事だが、時には彼の手に負えない「召使たちの反乱」が起きる。
　プログラム３のチャリティ・バザーの場面に出てくる「クラリオン社会主義」者グループのデモンストレーションにあらわれているように、時代は変化し、被雇用者たちが大っぴらに不平不満を表明し、権利主張ができる世の中になりつつあったのである。
　イングランドでは、1900年に労働者代表委員会が組織され、それを基盤として1906年に労働党が結成された。そのような政治的動きが、『マナー・ハウス』のこの場面にも反映されているようで、興味深いのである。

<h4>■ 自動車・自転車の時代へ.</h4>
　カントリー・ハウスのシーンには馬車がよく似合う。しかし、『マナー・ハウス』には時代の先端を行く自動車が登場し、女性たちが男たちとつれ立って、さっそうと自転車を乗りまわす光景が見られる。ヴィクトリア朝からエドワード朝への時代の推移が象徴的に映し出されているように思える。
　「馬の要らない車」（horseless carriage）が出現して、<モーター・カー>という語が造り出されたのは、1895年。エドワード朝に入ると、これが爆発的な人気を博するようになる。エドワード七世自身も、まっ先にモーターリングにはまった一人であった。
　同じく1895年頃から自転車がはやりはじめ、特に女性のあいだに人気があった。それに伴って自転車に乗るのに便利なニッカーボッカーズ（「合理服(ラショナル・ドレス)」と呼ばれた）がはやり出したが、これに対しては「奥さま方」から強烈な抵抗があったことが『パンチ』の風刺画にもあらわれている。
　先にふれたチャリティ・バザーの場面では、「社会主義者のメッセージを広めるために、1894年にクラリオン・サイクリング・クラブが設立された」というナレーターの声が入るのにもご注意いただきたい。

　最後に最も印象深かったこととして特記しておきたいのは、登場人物がみんな素人であるもかかわらず、いや素人であればこそ素直なアクションによって、プロの俳優より以上のリアリティを出しているということである。
　エドガーの演じるバトラーもさることながら、アントニア・ドーソンのキッチン・メイドは抜群の名演技であった。


<table class="profile"><tr><td colspan="2" class="profile_name">

PROFILE ：松村昌家（まつむら　まさいえ）</td></tr><tr><td class="profile_txt">

1929年生まれ。
大阪市立大学大学院修士課程終了。同志社大学、神戸女学院大学、甲南大学教授を歴任、現在は大手前大学名誉教授。
日本ヴィクトリア朝研究学会会長。
著書　『水晶宮物語－ロンドン万国博覧会』（筑摩書房）、『パンチ素描集』（岩波書店）、『ヴィクトリア朝の文学と絵画』（世界思想社）、ほか多数。
</td></td></tr></table>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat4/3_2.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat4/3_2.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">知識の本棚から</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 24 May 2007 20:22:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>番外編村上リコ×森薫　対談　* 中編 *</title>
         <description><![CDATA[<h4>エドワーディアン・ファッションを拝見</h4>

<strong>村上</strong>
階上の方々について話しましょう。まずサー・ジョンから。

<center><img alt="10MH4_122.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/10MH4_122.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
すごく見た目が旦那らしいですよね。ヴィクトリアンじゃなくてエドワーディアンな感じがします。

<strong>村上</strong>
どのあたりがエドワーディアンですか？

<strong>森</strong>
トップハットは似合わないけどボウラーハットは似合う感じ。

<strong>村上</strong>
ちょっと崩れたような雰囲気？

<strong>森</strong>
そう。明るいというか、適応能力高いところも。

<strong>村上</strong>
黒いフロックコートにトップハットだと似合わないけど……。

<strong>森</strong>
ボウラーハットとかツイード系の服はすごく似合う。あと長靴。

<strong>村上</strong>
長靴（笑）。カントリージェントルマン、って感じですね。奥様のアンナさんはどうですか？

<center><img alt="11MH4_056.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/11MH4_056.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
最初はね、どうかなーって思ったんですけど、だんだん……。

<strong>村上</strong>
きれいになっていきますよね。

<strong>森</strong>
初めはちょっと引っ込み思案な感じだったけど、だんだん堂々としてくる。髪をもうちょっときれいにまとめれば、もっと美人で若々しくなるのに、って思っちゃったけど。

<strong>村上</strong>
妹のミス・アンソンの方がきちっとまとまってますよね。……って思ったけど、そういえば彼女はかつらなんでした（笑）。本当は髪の毛が短いから。

<center><img alt="12MH5_124.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/12MH5_124.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
長男のジョンティはあんまり出てこないですね。なかなかおいしい位置のキャラだと思うんですけど。

<strong>村上</strong>
もっと出てきたら、どんなことをしてほしかったですか？

<strong>森</strong>
うーん、エドワーディアンらしく、もっとスポーツをやらせればよかったのに。あんまり家にいなかったのかな。

<center><img alt="13MH2_008.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/13MH2_008.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
昔の服装もなかなか馴染まない感じだったし、そうなのかも。

<strong>森</strong>
でも、現代の私服で出てきた時……そのセンスはどうなんだ!?　と思った（笑）。いいところのお坊ちゃんだから、あまり服に興味ないのかなって。

<strong>村上</strong>
エドワード時代から現代に戻ったらガッカリ？（笑）

<strong>森</strong>
あ、でも、最後にみんなが現代の姿に戻っていくシーンで、私服で髪の毛を下ろしてるレベッカは妙にかわいかったのは覚えてます。私服も似合ってました。私服が似合ってましたっていうのも変ですけど。
<br>
<strong>※メイド服へのコダワリについては特典冊子で語っております</strong>

<br>
<br>

<h4>映像ならではの豊かさ</h4>

<strong>村上</strong>
『マナーハウス』の映像を見てて、「あ、これってこうなってたんだ！」という発見ってありました？

<strong>森</strong>
スカラリー（洗い場）かな。流しがあるのは分かってたんだけど、流し以外に何が置いてあるんだろうって。

<center><img alt="14MH4_047.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/14MH4_047.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
そういえば、前になにかの話をしてた時、森さんが「皿棚の下は隙間が空いてるんですよ！」って教えてくれたことがありましたよね。

<strong>森</strong>
水切りをするために空いてるんですよ。

<strong>村上</strong>
「ここはどうかな」って映像で確認できますよね。

<strong>森</strong>
でもね～、最初に見た時って、そんなに冷静に細かく見てなかった（笑）。なんせ「ぎゃー！」「うわー！」って大興奮してたから！もうモニターをつかんで揺さぶる勢いで！パソコン壊れるからやりませんでしたけど。

<strong>村上</strong>
何度か見て、それでも見るたびに興奮しますか？　いろいろと知識がたまってから見返すと、初めの印象とは違います？

<strong>森</strong>
今はちょっと違うかもしれないですね。逆説的にすごく現代が見えるようになったりとか。

<strong>村上</strong>
自分の場合を話すとですね。初めは「すごいすごい！」て感心してるだけなんですけど、アニメの『エマ』の製作にかかわるようになって……。文字の資料があるだけの状態から、ビジュアルな表現を作っていくのって、ものすごく大変なんだな、ということを思い知ったんですよ。これは森さんも経験されてるんじゃないかと思いますけど……。

本で読んで「ふーん」と思って、わかってるつもりになっていても、実際どうなってるのか改めて想像すると、「アレ？」っていう部分がいっぱいある。で、そういう体験をしたあとに久しぶりに『MANOR HOUSE』を見返すと、ディテールに目がいくんですね。

たとえば掃除する時、ちりとりにゴミを入れる時は、腰をかがめて短いブラシを使っているとか、ミス・モリソンが針仕事をする時、腕にピンクッションがついているとか（笑）。こういうのはデザイナーさんたちが発見することが多いんですよ。森さんも作品を描き終わったあとにゆっくり見返すと、印象が違ってくるかもしれないですね。

<center><img alt="15MH5_184.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/15MH5_184.jpg" width="200" height="150" /></center>

<center><img alt="16MH3_061.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/16MH3_061.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
そうですね。私も絵的な資料はあっても、人と対比したスケール感とか、物を実際に使ってるところがいまいち解らないって事もあって。昔のイラスト資料からそのまま描くしかないときもあるけど、こういう写真や映像や現物とかで、物を見ておくとやっぱり違いますよね。「あ、これはこんなに小さいんだ！」とか。

<strong>村上</strong>
それじゃ、細かい部分は抜きにして、森さんのお気に入りのシーンは？

<strong>森</strong>
いっぱいありますよー。メイドが踊ってるところとか、メイドがバルコニーにいるところとか、メイドがみんなで手をつないで、お出かけ姿で教会の帰り道を歩いてるところも好き。あと、最初にメイドたちが来る時、馬車の上から屋敷が見えてくると「ステキー」とかキャーキャーいってるところとか。もうメイドばっかり。

<strong>村上</strong>
メイドたちがキャーキャー言ってるところが好きだと（笑）。

<strong>森</strong>
うん（笑）。やっぱり険悪な雰囲気になっているより楽しそうにしてるところが好き。それにギャーってなりました。あとはオープニングの映像ですよね。

<strong>村上</strong>
セピアカラーの？

<strong>森</strong>
うん。とりあえず見る時は「うわーい」って感じになります（笑）。訳わかんないですね。ニュアンスで感じ取ってくれると嬉しいんだけど。

<strong>村上</strong>
いや、なんとなくわかります（笑）。映像を見ていて、これはマンガに描いてみたいと思った部分は？　インスピレーションを刺激されたというような。

<strong>森</strong>
あの、バルコニーから屋上に近いくらいのところで、こう洗濯物がはためいてるシーン。洗濯して、干してるところ？　あれって、家の外にいる人からは洗濯物は見えないですよね。死角になってて。

<center><img alt="17MH3_057.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/17MH3_057.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
「見えないんです」「見えないはずです」って、レディーズメイドのモリソンさんが言ってましたけど（笑）。

<strong>森</strong>
うん。あの辺でこう、みんながダラダラだべってたりとか（笑）ちょっとサボってたりとか。ああいう感じはいいな、と思います。
<br>
<strong>※森さん的お気に入りシーンはスペシャルBOXの描きおろし漫画でお楽しみ下さい</strong>
]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_28.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_28.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">エドワーディアンガイド</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 22 May 2007 17:48:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>番外編マナーハウスメールマガジン再録集１</title>
         <description><![CDATA[<center><img alt="bangai-top.gif" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/bangai-top.gif" width="380" height="60" /></center>

<h4>トリビア001　人選のコツ</h4>
<strong>イギリスの百年前、エドワード王の時代を徹底再現する</strong>

「The Edwardian Country House」（原題）を企画するにあたり、制作会社が探してたのは、90日間に及ぶ長期のプロジェクトに十分耐えることができ、百年前の世界を演じるもの、魅せるものとして新鮮な感動を見つけられる人々。非常に特殊な環境、おまけにそれぞれの役割が違うため、役に合った特定のタイプを探さなければなりませんでした。

役割の中には、特殊な技能を持つ人でなければ出来ないものもあります。
例えば、シェフ役を募集する場合、探したのは一世帯全員にエドワード王時代式食事を調理するスキルのあるシェフ。レディーズメイド（女主人付きのメイド：侍女）には、手先が器用な、美容と縫い物に長けた人を探すことになりました。

その他の役割に対しては、それぞれに合う人となりを持つ人々を探したそうです。
例えば執事の仕事には、細やかな心遣いができる責任感の強い「良きマネージャータイプ」が求められました。役割によっては身体的特徴を備えていなければいけないものも。例えばスカラリーメイド（最下級の使用人で洗い場担当のメイド）は女性で14歳から18歳が条件。フットマン役は16歳から24歳までの背の高い男性、というのが条件でした。

そして、なにより、エドワード王時代に興味を持ち、時代を再現すること。
この壮大なプロジェクトを理解し、協力する心を持った人が必要でした。

以上を踏まえ、エドワード王時代を再現するために役になりきることが
出来そうな人々が選ばれ、館に迎えられたわけです。

さて、彼らがどのくらい100年前の自分達になりきっているか？
本編でぜひご確認ください！


<strong>※この記事は、メールマガジンVol.001の一部を再編集したものです</strong>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat2/post_26.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat2/post_26.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ブリタニア見聞録</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 21 May 2007 20:41:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>番外編村上リコ×森薫　対談　* 前編 *</title>
         <description><![CDATA[<h4> 『MANOR HOUSE』 との出会い</h4>

<strong>村上</strong>
最初に『MANOR HOUSE』のDVDを再生した時のこと、覚えてますか？

<strong>森</strong>
「ギャー！」とか思いましたよ。「なんだこの素敵映像は！」って。DVDより先に、番組のガイド本を見ていたので、ある程度は想像してたけど、実際は違いますよね。

<strong>村上</strong>
何が違いました？

<strong>森</strong>
空気というか、雰囲気が。あのオープニングテーマが流れて、階上から階下へカメラがガーっと降りていくところが映って……「うわーっ！」と思った。「ハートにガツンと来た」ってやつです（笑）。オチが洗面所（ラバトリー）というところもまた。

<center><img alt="01MH1_011.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/01MH1_011.jpg" width="200" height="150" />

<img alt="02MH1_013.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/02MH1_013.jpg" width="200" height="150" />

<img alt="03MH1_014.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/03MH1_014.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
すごいドキドキしますよね（笑）。ちなみにガイド本の方を先に入手したそうですけど、出会ったきっかけはなんでした？

<strong>森</strong>
カントリーハウスの資料を探していた時、キーワード検索で見つけたんです。

<strong>村上</strong>
私の場合は、『コミックビーム』の大場さんが、英国版の番組オフィシャルサイトを紹介してくれたのが最初だったと思います。『エマ』の副読本『エマ　ヴィクトリアンガイド』の作業がちょうど終わってしまった時期だったかと……。面白そうなことがいろいろ書いてあったんですけど、『ガイド』の参考にするには間に合いませんでした（笑）。

<strong>森</strong>
あ、そのサイトは私も、その時にリコさんに教えてもらったかも。すごく情報が多くって、あちこち開いてみたけどすぐに全部は見きれないなって思ったのを覚えてます。資料を読む時間は限られてるし、ネットにいられる時間自体がほとんどなかったので。

<strong>村上</strong>
新しい情報が入っても、まず手元にある積ん読の山を崩してから（笑）、順番に読んでいかなきゃ、っていうところもありますよね。

<br>
<br>

<h4>お気に入りの登場人物</h4>

<strong>村上</strong>
登場人物の話をしましょう。森さんは第一ハウスメイドのベッキー（レベッカ）がお気に入りなわけですけど。

<strong>森</strong>
はい（笑）。なんかね、余裕があるというか。飄々としてる。体調が悪い時はシリアスな感じで喋ってたけど、普段は感情を荒げないところが好きです。あと、ビジュアルも。

<strong>村上</strong>
ビジュアルというと？

<strong>森</strong>
黒髪で、かわいくて、メガネが似合うところ。

<center><img alt="04becky-2.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/04becky-2.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
人間関係はどうですか？

<strong>森</strong>
ジェシカ（第二ハウスメイド）と仲良しなところはいいですね。とてもいいですね。

<strong>村上</strong>
ジェシカも好き？

<center><img alt="05jess.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/05jess.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
うん、メイドだし……（笑）。やっぱりメイドから見ちゃうなあ。

<strong>村上</strong>
ジェシカといえば、私としては特に気になるところもないつもりだったんですけど……でも、冊子用に画面撮影の作業をしてた時、気がついたらジェシカばかりになってて自分でも驚いてしまいました（笑）。表情がいいっていうか、何かフォトジェニックで、つい撮ってしまうんですよ。というか、かわいい（笑）。

<strong>森</strong>
かわいい（笑）。

<strong>村上</strong>
ところでベッキーですが、ひょろっと背が高くて細いですよね。それには理由があって、彼女はどうやらベジタリアンらしいですよ。

<strong>森</strong>
でもチョコレートとアイスが好きなんだ（笑）。

<strong>村上</strong>
そうそう（笑）。でね、キッチンメイドのアントニアが心配して、いろいろ工夫して料理を作ってあげたんですって。最初はシェフが、当時の使用人食みたいなのを再現して作ってたけど、「そんな貧しい食事じゃレベッカが死んじゃうから！　私がやるわ！」って（笑）。いい話です。

<strong>森</strong>
やせたよね、確かに。最初と最後を比べると。

<center><img alt="06MH1_325.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/06MH1_325.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
アントニアは、いい人で好きですね。カメラに向かって言うコメントが的確で面白い。ケンカみたいなことになると、いつも一番ヒートアップしてるように見えるんだけど、実はちゃんと相手を見てるんですよね。きついことも言うけど、立場の違う相手への思いやりがある。

<strong>森</strong>
アントニアは避雷針ですよね。彼女が真っ先に不満をキャッチして発散させてくれるから、みんなの中に鬱屈したものが溜まらないという。エレンは……うん、かわいい（笑）。　

<center><img alt="07ellen.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/07ellen.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
そしてルーシー（スカラリーメイド）は胸が大きい（笑）。

<center><img alt="08MH1_209.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/08MH1_209.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>森</strong>
大きい。服がぴったりしてるし、コルセットの効果もあるよね。でもコルセットしてるのに胸が揺れるってすごい分量だと思う。

<strong>村上</strong>
そうそう。

<strong>森</strong>
あと私、ハウスキーパーのミセス・デイヴィスも好きなんですけど。

<center><img alt="09MH1_321.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/in/09MH1_321.jpg" width="200" height="150" /></center>

<strong>村上</strong>
おちゃめですよね。

<strong>森</strong>
うん、外見はいかにもハウスキーパーという感じですけど、怖くはなさそう。

<strong>村上</strong>
やさしそう。たぶん、厳しくやってたのは最初だけだと思うんですよね～。使用済みの××××もね、チェックしてない気がする（笑）。


<strong>※指導教師やシェフなど、男性使用人については特典冊子で語っております</strong>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_13.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_13.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">エドワーディアンガイド</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 18 May 2007 13:30:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>最終回：Strictly Ballroom!</title>
         <description><![CDATA[<div class="beta-main-center"><img src="../images/cat/bowl.jpg" width="400" height="200" alt="last ball"></div>


皆さんコンニチハ。元英国諜報機関勤務（嘘）、￡ガールでございます。
いよいよ「マナーハウス」スペシャルＢＯＸの発売日が近づいてまいりましたが、皆様のテンションにおかれましてハイなことをお祈りいたします！暑かったりそうでもなかったりという気候ですが、花が咲き乱れる良い季節ですね。これから英国は一年で最も美しい季節を迎えていきます、ご旅行を予定されている方々は是非6月～８月を！

そういえば、私が<strong>「ボール ball （舞踏会）」</strong>なるものに初参加したのもこんな季節でございました。キラキラと輝く思い出。酔っ払ってたからなあ。相当前の話なのですが、消しゴムで消されて薄くなった記憶を上から鉛筆でなぞるようにして、思い出してみますね。うー。あ、そうそう。あれはまだロンドンにて活動中のころでございました。


当時、私は元ローリング・ストーンズの追っかけ（60～70年代にですよ！）＆<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BA"><strong><u>ロッカーズ</u></strong></a>だったという、筋金入りの不良中年ロンドナーのおばちゃん宅にて間借りしてました。ロンドン行ったら若者なら一度は行く（と思う）屋台のマーケットで有名なカムデン・タウンと、高級住宅地として知られるハムステッドの中間あたりに位置する、<strong>ケンティッシュ・タウン</strong>という地域に住んでおりました。ノーザン・ラインという地下鉄沿線上のケンティッシュ・タウン、ちょっとばかし柄の悪い場所という評判でございます。大通り（メインの商店街＝High Streetといいます）から一本入れば静かでマターリした住み心地が良い所なんですが…南部やいわゆるコックニー的な東部（イースト・エンド）の活気の良さとはまた違う面白さを持つ町でございましたよ。住人も移民と地元民が入り混じってる感じ、カオスです。ホームレスの人々の数が土地の面積にしては非常に多い場所ではあるんですが、彼らも非常にマターリとしておりましたし、もっと北の方の殺伐感に比べたら危険なことはない！という感じ。留学をお考えの皆様、カムデン・タウンの雰囲気が好きなら、部屋探しにお勧めの土地でございますー。広大な公園、ハムステッド・ヒースも近いしね。


さて、ボール。
ある日、仲良しの英国人男子が「弟の大学でボールがあるから、行くならチケットをプレゼントするよ！」と言いました。

<strong>（ボール…？）</strong>

恥ずかしながら、当時の￡はダンスといえばテクノやらのダンスミュージックしか頭に浮かばないので、ボールという言葉も知りませんでした。しかも大学だし。なんか大学生のバレーボール試合でもあるんかしら？とぼんやり考えましたが、疑問はすべて流していく主義なので深く考えずに「オッケー！」とノリよく応えたわけです。

その夜、キッチンでのお喋りついでに大家のおばちゃんに突撃取材。
自分で調べずに人に頼るのが￡流。ほほ。


<strong>￡ガール：</strong>
そいえば、ジョンティ（仮名）が、弟のガイ（仮名）の大学のボールに連れて行ってくれるとか言ってたんだけど、ボールってなに？

<strong>大家のおばちゃん：</strong>
え？ボールに行くのかい？！￡が！本当に？
（ものすごいドスの利いた声で喋ってると思ってください）

<strong>￡ガール：</strong>
うん。でも、実はボールって何かわからなくて。

<strong>大家のおばちゃん：</strong>
あたしだって行ったことないよ。ま、でもそんな堅苦しい所、行きたいと思ったことはないけどね！（大笑い）

<strong>￡ガール：</strong>
（堅苦しい？？）そりゃ、大学の球技の試合なんて私も見に行ったことないよ…。


大家のおばちゃんは、そこで爆笑。
￡の大いなる勘違いを、正してくれたのでした。ぶ、舞踏会だって??!!

そういえば弟君は名門ケンブリッジ大学の学生なのでした。
ケンブリッジと一言で括っても、中はいくつかのコレッジに分かれております。コレッジによって特徴も異なり、「マナーハウス」的に言えば、比較的階級的に公平な伝統のあるコレッジ、上流ばっかのコレッジなど、実は階級的な色分けも可能である模様。その中でも弟君の通う「トリニティ・コレッジ」は、ケンブリッジ内で最も裕福なコレッジ。な、なんとロンドンからケンブリッジまで、コレッジ所有の土地のみを通り行くことも可能・・・！ベーコンやバイロン、テニソン、ニュートン、マクスウェル等々、歴史の教科書にいたよねあんな人こんな人、が、大学のOB・・・。

そこで気づいたんですが、そういえばジョンティ（仮名）は<strong>「エエとこのぼん」</strong>だったのです。本人は地味だけど立派な職業についている人で、あるとき実家に遊びにいったことがありました。お金持ちばかり住むカントリー・サイドの村で、元領主の家（マナーハウスの小さい版ですね・・・）という広い庭付のお屋敷（で、でもメイドはいなかったもん！）。週末にその村で一軒だけあるパブに食事にいったら、これフランス料理・・・？￡が食べなれている英国パブ飯（まずうま系）とは違うものが、きちんと給仕されて出てきてまたびっくり。弟もそういえば紳士・・・非常に優しく落ち着いた青年なので（￡は背が低いので、彼より年上なのに小さき者として愛でられました・・・）、忘れていたけど、エピソードにはこと欠かない人なのでした。聞いたところによると彼は、大学では奨学金を貰い（金持ちなのに・・・）コレッジ内でも上位三番以内の容姿端麗成績優秀、音楽が得意でバイオリンでは数々の賞を獲り学内のオーケストラでは指揮者を担当、海外にいっても5日くらいしたら土地の言葉を話し出すというびっくり人間。


<strong>よく考えたら、そんな人々が通う大学の舞踏会（ヒー！）に、いったいどんな面さげて行けばいいんだよぉぉ！！</strong>と、￡は完全にビビリました。おばちゃんは、<strong>ボールルームガウン（イブニング・ドレス）</strong>を着ろという。大笑いしながら。そんなの持ってねえよ！似合うわけないし！！と、行く前から思い切りブルーでした。ジョンティ（仮名）に聞けば、自分は<strong>タキシード</strong>で行くという。
<font color="brue">「ドレスコードありだからね♪」</font>って、ちょっとあんた！
ああ・・・自分より数段頭の良い人たちに囲まれての英国式舞踏会。
完全不利なアウェーの試合じゃないですか！
その日からずっとため息をついて暮らしていましたが、ある日妙案が浮かんだのです。それは日本食レストランでのこと。そのレストランではサービスの女性が「着物」を着ているのです。着物・・・それは日本の正装、ドレスコードばっちり。着物なんかありませんよ、でも、浴衣なら、ある！バタフライがあしらってある深い青の浴衣を持っているのです。日本なら絶対にアウトですが、どうせ敵は外国人！わかりゃしねーっ、と、浴衣を着てサンダル（おしゃれなやつ：当社比）を履き、バッグを手に出かけたのでした。どうせ大学の学祭じゃい！


当日、夕方6時頃に現地に到着。構内に入ってすぐに眩暈がしました。

<strong>ああ・・・</strong>
<strong>学祭の範囲　こ・え・て・る</strong>　・・・・。

シェイクスピアの<strong>「真夏の夜の夢」</strong>がパーティのテーマ。
幻想的に装飾された庭には色とりどりのテントが並び、それぞれシャンパンやデザート、食べ物などが煌びやかに並べてあります。笑いさざめくゴージャスに装ったドレス姿・タキシード姿の人・人・人。ステージがいくつも設置され、プログラムを見たところ、オーケストラのみならず、世界的に有名な某バンドのライブや有名DJなどもプレイする模様・・・さ、さすが～！また、別のテントではコメディやマジックのショウなど（これまた高名な人々が出演）が行われています。本当に、ありとあらゆるエンターテイメントとサービスが提供されているのです。構内は・・・そうそう、普段なかなか入れないのですが、今日は多くの部分が公開されている様子。シャンパン片手に入ってみました。（ちなみに、入ってすぐからボールの終わりまでに、老若男女多くの人々に衣装を褒められました。ああ、母国の文化・伝統を前面に出してよかった。といっても、これはあくまでも大学主催で若者主体のボールなので、社交会にデビューしたい人は浴衣にサンダルなんて真似しないでくださいねっ！）

構内に入り、そのあまりのゴージャスさに一瞬固まってしまいました。アメリカの名門ハーヴァード大学にも潜入したことがあるのですが、トリニティはすごかった。本格的に食事を楽しめるシックなダイニングホール、ランプの燈された石造りの渡り廊下…極めつけは、<strong>サロン</strong>。広大な広間に重厚な家具が置かれ、そこにはシガーをくゆらせながら、新聞を読み、コニャックを傾け、囁きを交し合う人々がいました。ざわめいているのに、凛とした空気が流れています。まるで、19世紀や20世紀初頭でその時を止めたかのような空間。まさに、<strong>エドワード朝の名門ジェントルメンズ・クラブ</strong>って、こんな感じなのかしら…と、入り込めない重さを感じながらも、しばしうっとりと眺めてしまいました。何百年も、変わらないものに囲まれながら、何百年も変わらない誇りと共に存在しているかのようなその場にいる人々。すべてが、その特殊空間に臆することなく完全に馴染んでいる。アッパークラスの雰囲気を肌で感じた数分の出来事でございました。あれは、無理ー。￡はぜったい入れないっ。
その後は、弟君と合流してさらに構内を色々案内してもらったり、ますます酔ったり（雰囲気酔いもありましたね…）しつつも、別世界での「真夏の夜の夢」を楽しみました。


明け方。
東の空が薄桃色に染まってくる頃、ストロベリー＆クリームを持って、朝露に濡れる花々が開くのを見るために、誰もいない小さな中庭に入り込みました。銀のスプーンで苺を潰しながら、まったくこの英国というのは実に奥が深い…と、感慨深く思ったのを記憶しています。

<strong>いろんな顔があって、いろんな人が住んでいる。
ずっと変わらないものがあって、どんどん変わるものがある。</strong>

流れる血の中に存在する、革新と伝統・・・。日本と同じ島国で、気質は日本人に似ているけれど…やっぱり違うんだな。本当に、まったく面白い国だ！！
と、新たな面を垣間見せてくれた英国に対し、昇ってゆく太陽を見ながら更に愛を募らせたのでした・・・。
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以上が、￡の初ボール体験記です！

さてさて、今回で最終回となる￡のコラム。
大して役に立たない情報をツラツラと書いてきましたが、願わくば皆様が英国に更なるご興味をお持ちになり、マナーハウスDVDをご覧になった上で「いっちょ行ってみるかー！」と英国を実際に体験して（or 体験した気になって）頂ければ、これほど嬉しいことはございませぬ！
ティーカップを片手にね！

では、いつかまた、どこかで！
<strong>Bon voyage! </strong>
]]></description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ブリタニア見聞録</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 15 May 2007 16:30:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>エドワード時代へ行く前に　　第４回　「枠」をはずれた女性</title>
         <description><![CDATA[<p align="center"><img alt="lady.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/lady.jpg" width="320" height="238" /></p>


<strong>●「枠」をはずれた女性</strong>


　19世紀の後半から20世紀の２つの世界大戦にかけて、英国では男女の人口比が大きくバランスを欠いていたことはよく知られている。１８７１年ですでに59万人だった格差は年を追うごとにどんどん広がってゆき、１９１１年には１３２万人もの女性が「余って」いた。適齢期を迎えながら独身の女性たちは、社会問題として扱われた。


<center><img alt="c04-02.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/c04-02.jpg" width="200" height="120" /></center>

　１８９７年に発行された指南書『女性のためのマナー』は「２個で１ペニーの花嫁」という題でこの問題に一章さいている。結婚市場に売り出された女の子は「一山いくら」の供給過剰。並みいるライバルを下して花婿を射止めるにはどうするべきかのアドバイスである。

<em>　「お顔が平凡で財産もなく、
　みすぼらしいドレスしか用意できないような女性は舞踏会に出るな…
　…などと悪口を言う輩もいます。

　しかし、先のことは誰にもわかりません。
　ただ１回の舞踏会が、平凡なお顔の女の子の人生を変えるかもしれないのです。
　あなたが欠席したその舞踏会に、あなたの王子様が来るかもしれないのです。
　それは誰にも言い切れません。舞踏会に行ける距離にいる子は誰でも、
　可愛くてもそうでなくても、持参金があってもなくても、
　同じようにチャンスはあるのですよ」</em>

　――指南書の類いには容赦なく切って捨てる調子のものも多いのだが、これは何か胸に迫る激励である。ただし実際に役立ったかどうかは知るよしもない。


<center><img alt="c04-03.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/c04-03.jpg" width="200" height="120" /></center>

　『MANOR HOUSE』では、階上のご家族の中に未婚の成人女性がひとり登場する。女主人レディ・オリフ＝クーパーの実の妹、ミス・アンソンだ。

　彼女は結婚「しない」ことを選んでいる現代女性だが、これは当時の社会通念上、一生自由に暮らせるだけの財産でもない限り、広く受け入れられる選択ではなかった。

　マンダーストンでの彼女は、家事運営をする姉の書記や秘書的業務を担い、加えて時折、姉夫妻の留守中に甥っ子ガイの遊び相手を求められている。このような立場は「コンパニオン」「レディ・ハウスキーパー」などとして扱われることもあった。

　姉や甥に愛はあることだろうし、階上の一員として衣食は足りているし、ましてやメイドのような重労働を強制されたわけでもない。しかし、ルールブックに記された序列にしたがって、血を分けた姉から当然のように「命じられる」というのは、心理的に厳しい経験だっただろう。


<img src="../images/line_right.gif" width="456" height="15" alt="line">

河村貞枝 今井けい編『イギリス近現代女性史研究入門』
Mrs Humphry『MANNERS for WOMEN』]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_22.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat1/post_22.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">エドワーディアンガイド</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 11 May 2007 15:12:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>知識の本棚から 第２回　西村醇子先生　「おもしろくてためになるタイムトラベル」</title>
         <description><![CDATA[<strong>擬似タイム・トラベルとして</strong>

　わたしは英語圏の児童文学を専門とする立場上、常に英国文化を知ろうとつとめている。もとより英国文化は大好きなので、この方面の勉強は苦にはならない。ましてや、楽しみながら自然に学べればそれに越したことはない。
　歴史小説も、より虚構性の強い時代小説も、わたしたちに過去の時代と人々の暮らしを垣間見せてくれるジャンルだが、「歴史」に「現代」が組み合わさると、これはもうファンタジーやＳＦ文学の領域である。マンダーストンという荘園(マナー)屋敷(ハウス)を舞台装置とした本ドキュメンタリーは、ファンタジーに限りなく近い擬似タイム・トラベルの物語と見ることができる。過去を体験する期間が3ヶ月に限定されていることは、タイム・トラベルの約束事を連想させる。さらに、英国の歴史を変えられないという前提もまた、どこかに影を落としている。


<strong>「マナー・ハウス」の見方</strong>

　「マナー・ハウス」では階上でも階下でも、生活すべてがエドワード時代のルール・ブックに制約されている。いっぽうＤＶＤの視聴に「ルール」はないが、登場人物一人一人を識別できるようになると、ぐんと見方が変わるはずだ。
　各巻のクレジット場面ではカメラが複数階の様子を見せ、呼び鈴か時計のベルのような効果音が使われている。これらは「階上・階下」を描いていることを視覚的・聴覚的に示し、歴史的なドラマ空間への期待感を高めてくれる。だが、人物の顔を覚えたとき、それらがただのシルエットから、ケンやロブ、レベッカやモリソンといった個人の姿に変わるだろう――歴史が個々人によって作られているように。
　主人側となるオリフ=クーパーの家族以外、スタッフは相互に初対面である。彼らは出身地や職歴も、応募の動機もさまざまだ。ドラマ内で起きる葛藤や対立は、あらかじめ仕組まれたものではない。シナリオのない普遍的な人間ドラマが、「マナー・ハウス」をリアルに、そして興味深いものにしている。執事役のエドガーは、階上と階下のパイプ役ということもあって、ある意味全巻の中心人物といえる。物語を楽しむ中で、誰しも、ひそかに肩入れする人物ができるだろうが、わたしがまず興味をひかれたのは、出番の少ないガイである。


<strong>末っ子の立場</strong>

　10歳のガイは、オリフ＝クーパー家の家族でもっとも下位だが、普段着として（前の時代から人気の）セーラー服を着用し、エドワード時代風の暮らしにすぐとけこんでいる。日常生活から解放され、広大な空間で使用人に「マスター・ガイ」として世話されるのが楽しみだと公言して階下スタッフを怯えさせるが、実際には限度をわきまえていたようだ。また「うちの家族もなかなかうまくやっている」と評したり、家庭教師と自分の立場を天秤にかけ、「教師は自分のために働くが、自分は教師のいうとおりにするから、ふたりは対等だね」と結論づけたりする。大人はしばしばガイの発言にどきっとするが、それは彼が「子ども」として、大人文化にたいして自由にそして挑発的になれる立場にいるからである。
　屋敷で過ごすにつれ、「エドワード時代にはもううんざり」と音をあげる場面もあるが、それでも最後までガイが元気にやっているのは、彼の快活な性格に加え、両親の愛情に支えられているからだろう。父親はいっしょに釣りをしたり、パーティにガイの友人を呼び、嬉しがらせたりしている。
　注目したいのは、家長としてエドワード時代の再現にこだわっていた父親が、仮装パーティに息子を参加させ、1912年の愛国的な戯曲を演じさせていることだ。背景には、厳格だったヴィクトリア時代と違い、世紀末ごろから子どもが前より甘やかされるようになったことがあるだろう。シルクハット姿の、あるいはネルソン提督の衣装をつけた小さな紳士ガイは、なかなかチャーミングで、エドワード時代人ならずとも、目じりがさがってしまうだろう。


<strong>フォーマリティの壁</strong>

　ガイよりもつらい立場を味わうのが、叔母アブリル・アンソンだ。アブリルの姉は、当初こそ人形みたいに無力だと、自分が矮小化していくことに不満をもらしていたが、徐々にレディ扱いされることに馴染んでいく。だが自立し、恋人と同棲していたアブリルは、姉の家族に扶養される、結婚できない同居女性とされる。また「エドワード時代の礼儀作法」が目に見えない障壁となり、姉と打ち解けて話す機会も減ったうえ、自分の友人を屋敷に招くこともできない。孤立感と喪失感でダメージを受けたアブリルは、ベッドから起きられなくなり、医者の助言で一時的に屋敷を離れている。
　アブリルのエピソードは、過去を体験するタイムトラベルが、楽しいだけではなく、「危険な旅」にもなりうることを示している。ガイの家庭教師インド系のラジ＝シン氏もまた、階上と階下のはざまで疎外感に苦しみ、インフォーマルな会話に飢えていたが、アブリルのように病気になることはない。アブリルははからずも、エドワード時代の女性の立場の弱さを、身をもって示したといえよう。


<strong>凝縮された時間</strong>

　ＤＶＤには晩餐会、慈善バザー、狩猟パーティ、仮装舞踏会などのイベントが詰め込まれている。なかには誕生日のスタッフ（ロブ）のために仲間が開く、自然発生的（？）なパーティも混じっているが、これも含めてエドワード時代の文化を凝縮して提示する狙いがある。
　たとえば晩餐会は、1906年の選挙で政党の交代があったことを踏まえ、政治的な色彩を帯びている。このとき、ナレーションは政治の変化が労働者にも影響し、じょじょに使用人確保が困難になっていたことを、現在のマンダーストンでのスタッフ欠員の問題と重ねあわせて示す。1911年という設定で開かれた家庭教師ラジ＝シン氏のための夕食会は、食べ物などインド文化の英国への浸透を明らかにするだけでなく、広く英国と植民地の関係を再確認させる働きをもつ…。
　出演者はみな、それぞれの役をとおして親や祖父の世代について（再）発見し、さらに当時の新聞や雑誌を見ながら、現在との違いを理解していった。だから目に見える以上の時間が流れていたと思う。彼らは最後に屋敷を離れ、現実に戻っていくが、もし当時だったら彼らを待ち受ける未来は「こうだったかもしれない」というナレーションを聞いていると、わたしたちも、本当にタイム・トラベルをしてきた気持ちになる。


　Instruction with Delight、「おもしろくてためになる」ドラマ、ここにあり。//


<table class="profile"><tr><td colspan="2" class="profile_name">

PROFILE ：西村醇子（にしむら・じゅんこ）</td></tr><tr><td class="profile_txt">
青山学院大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期過程満了退学。
白百合女子大学ほか非常勤講師。
日本イギリス児童文学会理事、産経児童出版文化賞審査員。

英語圏の児童文学の研究、評論、翻訳に携わっている。
訳書に『ひとりぼっちの不時着』（くもん出版）、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』（徳間書店）など。共訳書に『物語る力』（偕成社）、『オックスフォード世界児童文学百科』（原書房）、共著に『歴史との対話』（近代文芸社）『英米児童文学の宇宙』（ミネルヴァ書房）、『世界児童文学百科　現代編』（原書房）『絵本をひらく』（人文書院）ほか。

趣味は、ケーブルテレビで海外のドラマを（繰り返し）見ること、要求が多くて気難しい老猫（20歳を越えても美形！）のお世話をすること・・・。
</td></td></tr></table>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_10.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_10.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">知識の本棚から</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 26 Apr 2007 22:22:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>知識の本棚から 第１回　川端有子先生　「フランバーズ屋敷の人々」</title>
         <description><![CDATA[<strong>＜フランバーズ屋敷の人々＞</strong>という四部作をご存知の方はいらっしゃるだろうか。

　邦題を『愛の旅だち』『雲のはて』『めぐり来る夏』『愛ふたたび上・下』（掛川恭子訳、岩波少年文庫）という、イギリスのYA小説である。K.M.ペイトンによるこの小説は、第一次大戦中に青春期を過ごした孤児の少女クリスティナの半生を描く大河ドラマで、イギリスではTV化もされている。

　しかし、もともとの原題が『フランバーズ』であったことから、このシリーズは田舎のマナー・ハウスを中心に、エドワード朝後期からの時代の流れを追う物語であるともいえるだろう。とりわけ一巻目の『愛の旅立ち』は、エドワード朝末期の、衰退しつつある大地主（もっとも貴族ではないが）の屋敷の様子を伝えていて興味深い。

　フランバーズ屋敷は、もともと金持ちのラッセル家が「Manor House」のDVDにあるような生活を謳歌していた屋敷だったらしい。しかし、1908年現在、女主人が亡くなり、狩猟だけが楽しみだったラッセル氏は事故で半身不随。動けなくなった腹いせに二人の息子マークとウィリアムや召使に対し、暴君のように振舞う。この主人の姿は、没落していく屋敷の姿を象徴的に表している。昔は女主人のもと、大勢の召使を抱えていたにもかかわらず、今、残っているのは女中頭のメアリーと、通いの雑役女中のヴァイオレット、馬丁頭のファウラー、馬丁のディックとあと数名に過ぎない。狩猟犬が屋敷内をうろつき、馬小屋のほうが行き届いていた手入れをされているという有様である。

　ここに引き取られてきた12歳のクリスティナは、ラッセル氏の姪にあたり、21歳になると死んだ両親の遺産を受け継ぐことになっていた。ラッセルおじの魂胆は、じつはクリスティナをマークと結婚させ、彼女の遺産で屋敷を再建しようというところにあったのだ。

　やがて、ラッセルおじそっくりで狩猟と馬が大好きなマークと、片足が不自由でインテリタイプ、飛行機にあこがれるウィリアムのあいだで、クリスティナの心が揺れるが、彼女が本当に心惹かれたのは、辛抱強く乗馬を教えてくれたディックであった。がっしりとした体格、麦わら色の髪、日に焼けた肌で、慎重かつゆったりした物腰でやさしいディックは、ラッセル兄弟にはない魅力があった。しかし、彼女は「ディックがたかが馬丁だという理由で」「馬丁ごときを恋するわけにはいかないと思い込み、そのきまりにしたが」い、自分の本当の気持ちに気がつかないでいる。ディックはクリスティナを「お嬢さん」と呼び、自分には手の届かない女性だということを認識しつつ、ひそかに彼女を愛し続ける。

　すてきな馬丁は「マナー・ハウス」にも登場する。女性使用人たちのあいだで大人気のトリスタンだ。乱れた金髪とばら色に染まった頬に深く青い瞳…。日焼けした優しい田舎の青年タイプのディックとはちょっと違うようだが、ひょっとすると女性が『チャタレー夫人』の森番に対するように、違う世界の男性に強く惹かれる時代だったのかもしれない。もしも「マナー・ハウス」にお年頃のお嬢様がいたら、結構似たようなメロドラマが展開可能性はあり、ご法度とされていた使用人同士の結婚とか、駆け落ち事件も起こったかも…。

　ともあれ、階級社会に地主の姪として生まれ、そのことを空気のように当たり前として育ったクリスティナは、自分の恋心どころか、階上と階下の世界がどれほど超えがたいものか、使用人の人生がどれほど束縛されたものか、まったく知らないのである。

　事故で愛馬が怪我をして、犬舎に売られることになり、落胆したクリスティナはディックに助けを求め、彼はその馬をウィリアムの友人の家に届ける案に手を貸す。ディックはクリスティナへの秘めた想いから、自分が失職する危険を知りつつ、馬を助ける。その結果、ディックは推薦状もなしに追い出され、職を失うが、クリスティナはそんな危険が彼に及ぶとは考えてもいなかった。しかも、女中のヴァイオレットに事故のことについて伝言を頼むディックの言葉から、初めてクリスティナは彼らが兄妹だったことを知って衝撃を受ける。

　だが、まもなく残った妹のヴァイオレットも屋敷から追い出される。理由は彼女が子どもを身ごもったからだった。ヴァイオレットはマークに恋慕の情を抱き、彼にもてあそばれたのだった。階下と階上は切り離されているようで、実はこういった隠微な繋がりが存在する。階上の男が階下の女に手をつけても、階上の女が階下の男にほれても、被害をこうむるのは常に階下の住人なのである。トリスタンにそんな運命が降りかからなかったのはさいわいといえよう。それは彼のおなら癖とくさい足のおかげかもしれない。

　こうして世間知らずだったクリスティナは、階級社会の構造に、初めて目を見開いていく。やがてエドワード朝は終わり、1912年、クリスティナは新たな世界を選択、ウィリアムと一緒にロンドンへ、車に乗って駆け落ちしてゆく。二巻目では第一次大戦まえのロンドンの若者たちの生活が描かれ、飛行士となるウィリアムとクリスティナは結婚。三巻目では、戦死したウィルの子どもをみごもったクリスティナが、荒廃しきったフランバーズ屋敷に帰り、故ラッセル氏が期待していたのとはまったく違う、新しい農場経営に乗り出して、ついえさったエドワード・カントリーハウスの再建に打ち込むことになるが…。大戦が打ち砕いたかに見えた階級性が、戦後の世界で男性にとって、女性にとって、どのような意味があったのか、そのいきさつは、続篇を読まれることをお勧めしておこう。

　華やかな狩猟パーティ、馬に乗るレディたち、つらい台所仕事、どれもが「Manor House」を見るとヴィジュアルに迫ってくる。そしてその栄華の生活が崩れ去り、また新たな形でよみがえる『フランバーズ』のシリーズも、より真に迫って理解できるようになるだろう。K.M.ペイトンには『バラの構図』という作品もあり、こちらもエドワード朝の使い走りの少年と牧師館の令嬢の物語と、現代の少年と牧師の娘の物語が絡み合いつつ展開し、こちらもまた「Manor House」を見ることで理解が深まったという感慨を覚える。


<table class="profile"><tr><td class="profile_name">PROFILE ：川端有子（かわばた・ありこ）</td></tr><tr><td class="profile_txt">京都市生まれ・育ち
出身校：神戸大学・関西学院大学大学院　
現職：愛知県立大学外国語学部教授

住まいは名古屋
タビィというネコと暮らしている。

研究対象は、19世紀イギリス文学・文化、英語圏児童文学フランシス・ホジソン・バーネットで博士論文を書いてその後、19世紀のインドにおけるイギリス人の子どもという存在について研究を進めている。また、「食べ物」と児童文学というテーマも研究中。

<strong>趣味</strong>
イギリスの田舎を歩き回ること
小説の舞台を訪ねること

<strong>最近の著書</strong>
『少女小説から世界が見える』河出書房新社
『子どもの本と＜食＞』共編著　玉川大学出版
</td></td></tr></table>]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_6.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat4/post_6.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">知識の本棚から</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 26 Apr 2007 21:22:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>第２回：The Gunpowder, Treason, And Plot</title>
         <description><![CDATA[<div class="beta-main-center"><img src="../images/cat/gunpowder.jpg" width="250" height="167" alt="Guy Fawkes Night"></div>


「マナーハウス」サイトをご覧のみなさま、コンニチハ！￡ガールと申します。

第１回目からずいぶん間が空いちゃいましたけど、皆様におかれましては<a href="https://www.manorhouse.jp/corner02.html"><u>「マナーハウス」DVD、ご予約はお済みでしょうか？</u></a>どうぞこの機会をお見逃しなく～！と、下級使用人としての宣伝仕事をこなしましたので、今回もゆるい感じで偏見に満ちたイギリスのあれこれについて、お伝えいたしますので、しばしの間、お付き合いを。

さてさて、今回はちょっと謎な予告をつけましたように、私￡の憧れの人についてお話をさせていただきます。このうららかな春の日に季節感ない話題になってしまいますが・・・だって彼が活躍するのは<strong>11月5日</strong>限定なんですもの。ま、マスターM田のリクエストでもありましたし、それも良しとしましょう。（と、さりげなくマスターのせいにしてみました）。

ところで、みなさまも心に憧れの兄貴の一人や二人を住まわせているハズです。頼れる兄貴、例えばブルース・リー。笑える兄貴、例えばタモリ。星の数ほど兄貴たちはいるけれど、私の心を掴んで離さない兄貴が生きたのは1570年から1606年、思えば短い生涯でございました。その名も<strong>ガイ・フォークス</strong>、1605年にイングランドで起こった<strong>「Gunpowder Plot」（火薬陰謀事件）</strong>という、ウェストミンスター宮殿内の議事堂の爆破！を狙ったいわゆるテロ事件の首謀者として、英国では今だに超有名な方なのですー。当時、英国国教会優遇下の元弾圧されていたカソリック教徒の過激派が企てたこの事件。そんなテロリストがなぜ￡の憧れの人かって？それはですね、イングランドは<strong>「ガイ･フォークス＝冬の楽しみ」</strong>という方程式が成り立つからなのですよ！

ま、といっても￡の中でのガイさんのかっちょいいイメージは（ちなみに男性を示すguyという言い方は、ガイ・フォークスさんが起源だそうです）、「Vフォー・ヴェンデッタ」なんていう映画を観てから固まったんですが。ご覧になりました？あの映画で自由を求めて戦う主人公が身に着けているけったいなコスプレ、あれが、ガイ・フォークスなのです。でも、それ以前はかっこいいイメージというより、ちょっと可哀想っていうか悲惨な、でも楽しいイメージを持っておりました。

英国では毎年11月5日、「ガイ･フォークス・ナイト」または<strong>「ボンファイヤー・ナイト」</strong>というイベントが行われます。この日はなんと、各地でガイ･フォークスを模った人形、あるいは時事ネタで話題のあんな人形やこんな人形・・・が、街中を引き回された上に、篝火に投げ入れられてなんと燃やされてしまうのです！！また、その日は大きな花火が各地で打ち上げられる日でもありまして、￡も以前はラグビー場などに行って自治体主催の花火大会を観に行ったものです。そういえばあれ有料だったなー。たいそう立派な花火でした。ちなみに、あるとき調査に訪れたイギリス南部の小さな街ルイス（Lewes）はボンファイアで有名だそうで、その日は、燃えさかる十字架に炸裂する爆竹、轟々と炎がそこかしこに、とさながら地獄絵図・・・また各地から訪れる観光客により交通機関はパンク、道路は渋滞（確か車の乗り入れ禁止だったような・・・うろ覚えですが）、終わっても帰宅しようがなくて地獄絵図・・・なんて話を聞きました。え？私はそんなハードコアは好みではありませんので、近所で花火みて、その後パブで友達とぬるいビターを飲む、なんてゆるい過ごし方を好んでおりましたよ。だって、11月の英国ってべらぼうに寒いんだもん。

「マナーハウス」本編におきましても、最後のエピソードで・・・おっとこの先は言えなーい！けど、かなりスペシャルなガイ･フォークス・ナイトの描写が出てきます。なんといっても、「表立って人を燃やせる日」ですからねえ、おお怖。今思ったんですけど、これって「明るい丑の刻参り」みたいなもんなんですかねえ・・・私も、あまり仕事を真面目にしてないとマスターM田に燃やされてしまうので、しっかり働こうと思います・・・。ぶるぶる。

さてさて、まだまだ時間がありますが、11月のガイ･フォークス・ナイトを目当てに英国をお訪ねになる方々へ、以下は￡からのアドバイスでございます。


<strong>●どうぞ厚着でお出かけを！</strong>
骨の髄まで凍る寒さです。
火が焚かれているとテンション上がりますけど・・・でも寒いっす。
<strong>●花火を見ながら、名物のリンゴ飴を！</strong>
ボンファイアの日に食べるのは、糖蜜ケーキやリンゴ飴。
ガイさん甘党だったんですかね？
<strong>●風邪を引く前にパブにでも移動を！</strong>
21世紀になってまで燃やされるガイさんを想って、
周囲の酔っ払いと乾杯でもしてくださいね！


てなわけで、今回はこんな感じで！
ごきげんよう～。

]]></description>
         <link>http://www.manorhouse.jp/cat2/the_gunpowder_treason_and_plot_1.html</link>
         <guid>http://www.manorhouse.jp/cat2/the_gunpowder_treason_and_plot_1.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ブリタニア見聞録</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 25 Apr 2007 10:35:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>エドワード時代へ行く前に　　第３回　使用人の人生――メイドたちの気持ち</title>
         <description><![CDATA[<p align="center"><img alt="family.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/maid.jpg" width="320" height="238" /></p>


<strong>●使用人の人生――メイドたちの気持ち</strong>


　『MANOR HOUSE』の参加者には「祖母がメイドだったから興味を持った」という人が多い。映像には登場しないが、プロジェクトに際し、70年前にマンダーストンで使用人として働いていた「おばあちゃん」が訪れて話をする機会があった。

<strong>ミセス・ベティ・ウィニー</strong>、彼女の人生を少し紹介しよう。


<p align="center"><img alt="c03-01.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/c03-01.jpg" width="200" height="120" /></p>


　ベティがハウスメイドとしてマンダーストンに来たのは14歳の時。
　これは、20世紀初頭の女性使用人としては普通の就業年齢である。
　入ってすぐに彼女は２つの名を持つことになった。女主人の通称もベティだったので、かぶってしまうからだ。階上ではエリザベス、階下ではベティと呼ばれることになった。

　ベティ／エリザベスがお金に関して思い出すのは、使用人たちがみんな貯金にはげんでいたことだ。節約のために、彼女は砂糖抜きでお茶を飲むよう努力する。フットマンたちも倹約に精を出した。服を洗濯に出すと費用がかかったので、各自でシャツを洗濯していた。ある時、１人のフットマンが言った。

「アイロンをかけてくれって。それを断ったら、彼は私を銀器庫に押し込んで、鍵をかけて映画を見に行ってしまったのよ。幸いなことに、ハウスキーパーが彼に会って私のことを問いただしたから、フットマンは戻ってきてドアを開けてくれたわ。その時私は床に倒れて気を失ってた。空気が足りなかったのね。もし映画が一晩かかる長さだったら、今、私はここにはいないわね」

　執事にもいい思い出がない。彼は好色で、ベティがひとりで部屋を掃除している時、

「触っちゃいけないところに触ってきたから、ブラシでひっぱたいてやったわ。頬から血が出てた。でも彼はヒゲそりに失敗したフリをしていた。マンダーストンをやめたのはその事件のせい。誰にも相談できなかった。私が職を変えるしかなかったの」

　仕事はハードで休みはないし、セクハラにあっても身を守る手段がない。それでもベティは、レベッカとジェシカに、マンダーストンでの自分は「恵まれていた」となつかしげに語る。「工場と違って、使用人の仕事ではいろんな人に会えるからね。素敵な部屋に住めたし、おいしいものが食べられた。ものごとをきちんとやる手順も学べた。休みは少なかったけれど、楽しみは自分たちで作り出せた」――フットマンたちはいじわるなばかりでなく楽しいイタズラの仕掛け人だった。「シーツにタピオカを入れられたことがあった。寝づらいったらなくて、掃除するのが悪魔みたいに大変だったわ」


<p align="center"><img alt="c03-02.jpg" src="http://www.manorhouse.jp/images/cat/c03-02.jpg" width="200" height="120" /></p>


　メイドどうしの関係もさまざまだった。番組内で当時の習慣を再現するため、スカラリーメイドのエレンと第三ハウスメイドのエリカは小さな部屋に同居し、ベッドをくっつけてシェアすることになる。同年代の女の子たちがそんなふうに暮らせば、友情が生まれたとしても不思議はない。……ただ、長い勤務時間中ずっと一緒、部屋もベッドも一緒では、もし気が合わなかったら悲惨かもしれない。


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【キーワード解説】

ハウスメイド
→掃除やベッドメイクなど、屋敷の清掃とメンテナンスを行うメイド。

ハウスキーパー
→ハウスメイドたちを管理監督する責任者。陶磁器やリネンの管理を主に担当する。家政婦、女中頭と訳されることも。

フットマン
→室内で働く男性使用人。客の応対、給仕、銀器の手入れなどを担当する。見栄えと身長が重視される職種。

スカラリーメイド
→キッチンの下働き。鍋などの調理器具や食器などを洗ったり、食材の下ごしらえを担当する。]]></description>
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         <pubDate>Thu, 19 Apr 2007 16:02:54 +0900</pubDate>
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