
◆百年前と現代のはざまで…
厳格な仕来りに戸惑いを見せながらも、新しい「ご主人様」の役割を楽しみ始めている。しかし、「階下」の住人たちは…想像以上の苛酷な労働環境に戸惑いを隠せない。かたいベッド、凍てつく寒さの仕事場。
おまけに休憩は一切認められていない上、おふざけは一切禁止。
特に若い使用人たちにとっては、今まで経験したことのない過酷さだ。
疲れ果て、思わず頬を伝う涙。
それでも、ミスター・エドガーは言う。
「若者たちは何を期待してきたんだ?TVに少し映ってあとは終わりとでも?私には始めから分かっていた、生易しいことではないんだということをね…。」
そんな折。
ご主人様が、晩餐会の開催を決定したとの「お触れ」が「階上」より伝達されてくる。招待客はなんと総勢20名。高名な貴族や政治家ばかり招かれているという。「階下」の誰かが失敗すれば、それは即、ご主人様の面子および館の格付けに関わってくるのだ。

◆失敗は、許されない。
「一日をこなすのだって大変なのに、そのうえ晩餐会だって?!」「階下」でのストレスは最高潮。
ある日、執事のミスター・エドガーは、手塩にかけていたフットマンのチャーリーの裏切りにあってしまう。階下の人間に良かれと思って許した、使用人だけのパーティーが裏目にでてしまったのだ。
二日酔いで仕事をサボタージュしたチャーリーに深い落胆を覚え、執事ミスター・エドガーの頬を涙が伝う…。
バラバラになった若い使用人たちの心。
だが、彼らにプロ意識を植え付けるべく、はぐれ者フランス人シェフはその腕を振るう。シェフの料理の素晴らしさに圧倒され、階下のみんなも力を合わせはじめるが、既に客達の車は玄関に到着しはじめた…!

















